バチカン奇跡調査官　第9話

ソロモン会戦

馬･鹿珍奇跡調査室？

*2
糖尿病の恐れあり

キリスト教の歴史＝差別と殺戮の歴史

>司祭は神父より上の階級だぞ
フィクションではよくそうなってるけど、実際は「神父は司祭の尊称」が正しいんだな

司祭は職名。司祭職についている人を神父と呼ぶ。
神父の中でも尊敬に値する人、一目置かれている人を作中のように司祭と呼ぶ場合がある。

聖職者の役職名の一つが司祭。
その下に助祭、副助祭、修道士。
概ね、助祭あるいは副助祭以上の聖職者に対する敬称が「神父」です。
司祭は、教会をまとめる役目もあり、他の神父と区別する意味もあり、
「司祭」と呼ばれることもあるが、「神父」でも間違いではない。
因みに、作中の平賀とロベルトは助祭か副助祭。
（原作の何作目かで助祭に叙階してた）
だから「神父」と呼ばれる。
叙階とは聖職階位に任命されること。
副助祭を置かない教派や教会も多いので、
修道士から助祭への叙階だったのかも知れない。
本来の意味は、洗礼の儀式を授けてくれた聖職者が「神父」だが、
洗礼の儀式を授けることができるのが司祭は勿論、
その補佐役である助祭、教会の規模によっては副助祭や、
何らかの特例が許されれば
（信徒側の事情、病気で教会に行けないとか）
修道士もできるとされている。
修道士なのに「神父」と呼ばれる場合は
（本来は“ブラザー”。修道女の“シスター”に相当）
これによって洗礼授与経験がある、
もしくは慣習的に混同されていると考えるのが妥当。
カトリックも色々教派があるから、結構アバウトだったりする。