この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 第6話「青白き光の彼方に」
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 第6話
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この世の果てで恋を唄う少女YU-NOストーリー
主人公「有馬たくや」は、母亡き後に自分を育ててくれた父を事故で亡くして以来、意気消沈したまま高校生最後の夏休みを迎えていた。
ある日、丸い鏡とガラス玉がはまった謎の装置が彼のもとに届く。そこには父が生きていることを示唆する内容の手紙が添えられており、手紙は「今夜10時にこの装置を持って剣ノ岬に行け」という一文で締めくくられていた。指示通りに向かった先で、裸の女性が倒れているのを見つけ駆け寄るたくや。しかし、彼女は彼に微笑んだ後、消失してしまう。そこへ、義母の亜由美を連れた学園長が現れ、その装置を渡せとたくやに銃を突き付ける。
その瞬間、地響きが起こり3人を光が包み込む。意識の薄れ行く最中、たくやは岩場の上に立つ転校生「波多乃神奈」の姿を見つけていた。夜の岬で独り目覚め、装置が点滅している事に気付くたくや。突如、目の前の空間へ投影されたマップに驚く彼だが、それは平行世界を歩いて行かねばならない広大な旅の一歩である事を、この時はまだ知る由も無かった。